始まりの応援歌

いろいろ忘れちゃいけないことがある。
好きな人に好きと伝えること。

美味しいものを食べること。

自分に優しくすること。

 

今、一番心に思ってるのは、今の自分の当たり前と正しいと思ってることをしっかりと根付かせておくこと。まだ、垣間見ただけだけれど、メディアの世界は膨大なお金が動いていて、時間に追われ、大きな権力が見えないところに座っていて、バイアスがいっぱいある。そういう波に呑まれたくない。今の自分の目が見ているものが、おかしいと思っている自分を信じたい。

 

例えば、街頭インタビュー。インタビューを撮る前に、すでにどんな答えが欲しいかが決まっている。どんな画が、どんな言葉が視聴率を取れるかを見ている。どんな情報が日本人に受けるかを常に考えている。どんな年齢層、性別、人種に聞くかを決めている。「日本人の考えるフランス人は白人。」そのイメージを間違っていることを伝えなくてはいけないのが、報道のやるべきことなのに、なぜ真実をイメージの方へ近づけないといけないのか。私にとって、それはおかしい。真実の切り取りかたを間違っている。一国の大統領選を1分半で語ろうとすること自体に無理があるけれども、それでも、情報を扱う立場として、初めから受け取る側の反応を期待してそういう情報を作り出すのはおかしい。

 

何か事象があって、それを伝えるのがメディアの役割だ。メディア至上主義と言われてもいい。私はそうやって、一人でも多くの人に私の見た真実を伝えたい。いろんな発見につなげたい。

 

どうかどうか、10年後も忘れませんように。

しっかり地に足をつけて。染まらず、揺るがず、しなやかに。

 

頑張れ、私。