玄関のドアを開けると、もう灯は消えていて彼は先に寝たようだった。さっき飲んだ赤ワインのせいで少し頭はぼーっとして気持ちがいい。こっそり寝室に入って、寝間着と化粧水、乳液をくすねる。出て行こうとすると布団がもぞもぞ動き、彼の「おかえり」と掠…
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